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パナメーラのスペースコンセプト発表ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、4番目のモデルシリーズとなるパナメーラの革新的なインテリアコンセプトを初めて公開します。
パナメーラは2009年9月12日からドイツ市場を皮切りに販売が開始され、当初からV8エンジンと贅沢な装備を搭載した上級バージョンがラインナップされます。
ポルシェの4ドアグランツーリスモは、ダッシュボードからリアシートまでを連なるセンターコンソールを特徴とし、4つのすべてのシートに新感覚の空間とドライビングクオリティをもたらします。インテリアは、ドライバーに最適なエルゴノミクスを提供するだけではなく、独立した4つのシートを備えることで、乗員のプライバシー性を強調しています。低い着座位置とスポーティで低いステアリングホイールが、これこそまさに典型的なポルシェとして路面をダイレクトに感じさせます。
パナメーラは、こうした伝統的な価値に加え、お客様がインテリアを自由にカスタマイズするための豊富なオプションと可能性を提供します。スムース/ナチュラルレザーには、4種類のツートンカラーオプションを含む、合計13種類からなるカラーと素材のコンビネーションが用意されており、さらに要望に応じてカーボンやオリーブナチュラル・オープンポアウッドなどの高級素材を含む7種類のトリムを組み合わせることができます。
オプションの4ゾーンフルオートエアコンディショナーでは、各座席の温度、風量、風向を独立して調節することができます。
パナメーラは、運転席と助手席のフロントエアバッグ、全席カーテンエアバッグ、さらにフロントシート用にサイドエアバッグとニーエアバッグを標準装備しており、事故の際にも最大限の乗員保護性能を発揮します。さらにオプションで、リアシートにもサイドエアバッグを装着することが可能です。
パナメーラS/4Sのフロントには、極めてスポーティなスタイルのエレクトリックコントロールシートが標準装備され、その8ウェイ電動調節機能により、いつでも快適なドライブを楽しむことができます。独立した2つのリアシートは折り畳み式のセンターアームレストを備え、背の高い乗員でも快適に過ごせるレッグルームとヘッドルームを提供します。
パナメーラ ターボでは、エレクトリックコントロールシートにコンフォートメモリーパッケージが組み合わされます。これには、シートポジションの調節スイッチだけではなく、ランバーサポートとステアリングコラム電動調節機能が備わります。さらに、リアシートにもオプション設定されているアダプティブスポーツシートやエレクトリックコントロールシートの装着により、リアシートのポジションを電動で調節できるようになります。
パナメーラの卓越した実用性は、ラゲッジコンパートメントと積載コンセプトからも生み出されています。リアリッドを開けば、4つのスーツケースがリアシートの背後に容易に収まります。荷室内は十分な高さが確保されているので、スーツケースを出し入れしやすいように立てて積むことができます。
パナメーラS/4Sのラゲッジコンパートメントの容量は445リッター、パナメーラ ターボの場合は432リッターです。リアシートのバックレストを折り畳むと、容量は1,250リッターにまで拡大します。
パナメーラは、V8エンジンを搭載したモデルから販売が開始されます。駆動方式は後輪駆動または四輪駆動で、エントリーモデルのパナメーラSに搭載される4.8リッターV8エンジンは、400PS(294kW)の最高出力を発生します。後輪駆動モデルには、オプションで7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を選ぶこともできます。
0-100km/h加速タイムは5.4秒、最高速度は283km/hです。一方、燃料消費量(EU総合)は10.8リッター/100km、CO2排出量は253g/kmとなっています。
ダイナミックなパナメーラ4Sも、400PS(294kW)を発生する4.8リッターV8エンジンを搭載しています。エンジンパワーは7速PDKによって四輪へ伝達され、0-100km/h加速タイムは5.0秒、最高速度は282km/hに達し、燃料消費量(EU総合)は11.1リッター/100km、CO2排出量は260g/kmとなっています。
最上級モデルとなるパナメーラ ターボは、500PS(368kW)を発生する4.8リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、7速PDKを介して四輪を駆動します。0-100km/h加速タイムは4.2秒、最高速度は303km/hに達し、燃料消費量(EU総合)は12.2リッター/100km、CO2排出量は286g/kmとなっています。
いずれのモデルも、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)、ローフリクション・ドライブシステム、軽量ボディシェルを特徴としています。また、すべてのPDK仕様車には、新しいオートスタート/ストップ機能が備わります。この機能は、例えば信号待ちや交通渋滞の場面でブレーキペダルを踏んで停車すると、エンジンを自動的に停止させます。
2009/2/13