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ドイツ、チェコ共和国、イギリスからの応募作品がポルシェ・アワード2009を受賞ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)は、バーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーにおいて、第6回「若手映画制作者のためのポルシェ国際コンクール」の授賞式を開催し、学生達の栄誉を称えました。ポルシェAGは、2004年よりこのコンクールのメインスポンサーおよび冠スポンサーを務めています。今年は初めての試みとして、作品時間がこれまでの60秒以内から90秒以内に変更されました。
国際的に著名な専門家からなる委員会による審査の結果、最高賞は、ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーから参加したゲオルク・フォン・ミッツラフの作品「The Giant Thirst」に贈られました。2位には、同じくバーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーのマリオ・ゾジン制作の「Oleg - Life of a Weightlifter」が選ばれました。3位を獲得したのは、チェコ共和国のプラハ芸術アカデミー映画学部に所属するエウゲン・リスカ制作の「Shockproof Festival 09 Ident」です。特別賞は、イギリスのロンドン映画学校から参加した二コル・ヴォラフカ制作の独創的な作品「Rubbish」に贈られました。
審査委員会は総合的な芸術点に加え、アイデア、脚本、監督、撮影の相互作用を評価しました。これまでと同様に1位から3位の受賞者達には、スポーツカーの象徴である「ポルシェ911」にちなみ、それぞれ3,911ユーロ、2,911ユーロ、1,911ユーロの賞金が贈られました。 4位の受賞者には、共同スポンサーであるジャーマンウイングス社より 900ユーロの航空引換券が提供されました。
さらに、上位4名は「ダビデ」トロフィーを受け取りました。投石器をかたどり、それぞれ金、銀、銅、天然石で作られたトロフィーは、ダビデがゴリアテを倒した旧約聖書の物語のように、たとえ学生であっても勇気と創造性さえあれば大手の映画会社に引けをとらないという考えを象徴しています。
ポルシェAGのマーケティングコミュニケーション部門のステファン・ブッシャーは、最終選考リストに残った10作品について「いずれも、創造力、技術、技能の面で素晴らしい作品ばかりでした。今回、表彰されたのはその中の一部だけですが、私たち審査委員会は、このコンテストに正々堂々と挑戦された参加者全員を称えたいと思います」と述べています。今年のコンテストには、映画、デザイン、美術を専攻している14ヶ国の学生から90本のCMフィルムの応募がありました。その中から審査委員会による事前審査を通じて、以下の上位10作品が最終選考候補に残りました。
1. 「Tell Your Story」
監督:ジョナサン・チョー・ゼ・ユー、ニー・アン・ポリテクニック、シンガポール
2. 「Shockproof Festival 09 Ident」
監督:エウゲン・リスカ、 プラハ芸術アカデミー映画学部、チェコ共和国
3. 「Play Dirty」
監督:リチャード・ヴィレンスキー、オーストラリア国営映画学校、オーストラリア
4. 「Rubbish」
監督:ニコル・ヴォラフカ、ロンドン映画学校、イギリス
5. 「Everything's Safe」
監督: イヴァン・マルコヴィッチ、ベルグラード演劇学校、セルビア;
6. 「Thank You Third World - Cook」
監督: イェシカ・ベンツィン&マクシミリアン・ゲルラッハ、ミュンヘン映像大学、ドイツ
7. 「Oleg - Life of a Weightlifter」
監督:マリオ・ゾジン、バーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミー、ドイツ
8. 「The Robbery」
監督: グロバート&グロバート、ケルン応用科学大学、ドイツ
9. 「What's Your Secret?」
監督:ハンナ・マリア・ハイドリッヒ、バーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミー、ドイツ
10. 「The Giant Thirst」
監督:ゲオルク・フォン・ミッツラフ、バーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミー、ドイツ
2009/11/17