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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2010 第4戦 - 第5戦 プレビューポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2010年シリーズ 第4戦 - 第5戦を、2010年6月12日(土)、13日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。

2010年のPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)第4戦 − 5戦(6月12〜13日)は、前戦に続き富士スピードウェイが舞台。ここまでの3戦はスーパーGTの併催イベントとして行なわれてきたが、今回は国内の様々なワンメイクレースカテゴリーが大集結する『THEワンメイクレース祭2010富士』のメインカテゴリーとして開催される。

今シーズン2度目の富士スピードウェイには、2010年のPCCJにエントリーした全16クルーが顔を揃えることになった。さらに、クラスBに#33荻野 哲生がスポット参戦を決めており、2010年ではこれまでの最多となる17台がグリッドに整列する。

前回の富士ラウンドでは、PCCJ育成ドライバーの#10安岡 秀徒が、チャンピオン#1清水 康弘を破り、早くもPCCJ初優勝を達成した。予選こそ#1清水のアタックの前に2位となったが、決勝では後方からプレッシャーをかけ続け、#1清水のミスを誘い、参戦3戦目にして勝利を手にしている。#10安岡は「世界に出て行くためには、PCCJのタイトルは必ず獲らなければならない」と発言も頼もしい。

若い#10安岡に敗れたとはいえ、依然としてランキングトップの#1清水も、このまま引き下がる訳にはいかないだろう。「不完全燃焼に終ったので、今回のレースでは前戦のデーターを分析して必ず巻き返したい」と#1清水は挽回を誓う。これまで圧倒的な強さを見せて来た#1清水と、勢いに乗る#10安岡による接近戦は、今回も見逃せない。

トップ争いとともにエキサイティングな展開となっているのが、ここまで全ラウンドで異なるドライバーが表彰台に上がっている3位争いだ。第3戦で3位を得た#36 Wappaya、表彰台経験者の#4林 久盛と#5高見沢 一吉、さらに#9小林 賢二や#47福原 稔を加えた、白熱のバトルは必見。クラス2は堅実なレース運びを見せる#48大久保 仁が連勝中だが、#15神取 彦一郎も侮れないスピードを見せている。

次戦ポルシェカレラカップジャパンは、6月12日(土曜日)に公式予選と第4戦決勝を行い、翌6月13日(日曜日)には第5戦決勝を、共に富士スピードウェイを舞台に15周で争われる。

2010/6/8